[[ヴィデオアート]] ヴィデオカメラをモニターに接続して、そのモニターを撮影すると、モニターの中にモニターが映り、またその中のモニターにモニターが映り…ということを繰り返す。電子回路の出力が入力に戻って、信号が増幅・減退する状態をフィードバックということから、ヴィデオ・フィードバックと呼ばれる。 オーディオ信号の同様の状態は、ハウリング(Howling)と呼ばれる。 ヴィデオアート登場の黎明期から、映画の光学映像との違いを如実に表現することのできる、このフィードバックは作品にも多用され、即時性で複雑な幾何学模様や模様や色彩を出せる面で利用されてきた。